コロナで問われる自分の無力感
コロナで感じる不安感。
それは健康や経済面、精神との影響が主だと思います。
せやけど、私の1番不安に感じてしまう要因は「自分にはなんの能力もない」って感じてしまうことからやと思うんです。
もし、会社が潰れても自分に何かできることがあればまた道は開ける。
でも、今のわたしの状態やったら誰がわたしを取ってくれるんやろう。
ネガテイブなのか知らないけど、客観的に考えてるつもり。
なにかを極めるような動きをしてきたわけでもないし、全体を見れる人でもない。
もんっのすごく中途半端で何もできないイメージが自分にある。
大学1年生の頃、タイの山岳地帯の民族の村へ訪れた時。
お爺さんは山へ入ってどの草が何に効くとか教えてくれて、おじさんは鶏の殺し方を教えてくれて、お兄さんは知識を活かして社会活動していて、お母さんは子どもの育て方を知っていた。
子どもたちは髪を結ってくれたりしたけど、わたしは人の髪なんかいじれやしなかった。
わたしは沢山勉強のチャンスがある場所に生まれたくせに「なんにも出来ない」って思ったのを思い出して、
ぼんやりと夕日を見つめる時の気持ちになってしまう。
過去は今のわたしを支えてくれる1つの道具みたいなもの。
だから、わたしは今、未来のために頑張りたい。
だけど、何に向かって頑張ればいいの。
前より何かにワクワクすることが減ってしまった、わたしが、いく場所はどこなんやろう。
ずっと考えてるのに見つからないから、ほんとは見つけたくないのか。
それとも、あの日飛行機の中で出会った自営業のおっちゃんが「何したいかなんて、未だに分からへんよ」っていうのが"多くの人が通る道"ってやつなのか。
コロナでお外に出ちゃだめなこんな日々は、本を読んで、為になる習慣をつけて、未来を考えたらいいの?
だれかの為になる動きだってしたいのに、もしかしたら勇気が出ないだけ?
わたしだって頑張りたい。
わたしだって一心に向かう気持ちになりたい。
あの頃できたことが、今できないなんて、思いたくなぃ!
ってかーんじ!