あかねの日常ハンティング

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刹那な毎日をハントしていきたい。毎日一歩一歩。旅と日々について

女性の病気、卵巣のうしゅ!2018年23歳の場合‐腹腔鏡手術編‐

 

こんにちは、手術から3週間ほど経過した状態で、すっかり自転車だって漕いで良いし、お風呂に入っても大丈夫と言ってもらった身のアカネです。自由だ!

 

なにが起きたかと言うと、突然、卵巣に7-8センチにも及ぶのうしゅが見つかり、またソレが捻転といって捻じれを引き起こしていたので、緊急施術をしたのです。

私は良性のものだったので、癌ではなかったのは良かったですし、捻転を無視して壊死にまでいってなくてよかったです。絶賛耐えております。

 

発覚~検査の様子はコチラから☟

nichijyouhunter.hatenablog.com

 

検査し病気が断定できてから3時間後に手術

しかしながら、急に手術と言われても、なんというか実感が湧きません。

「また人生のネタ作りし始めてるやん、なんなん」などと、少し可笑しく思えたのもつかの間、

手術しやすいように色々と施されていく様はまるで「患者」で「病人」で「患った人」で「大変な状況」と感じさせてくれるもので、少しずつショックを覚えていくのでした。そして、管に繋がれているときは、屈辱をも感じました。

悔しさのようなものがこみ上げてきたのですが、行き場なんてなく、虚しさにかわってゆくのでした。

 

そんなこんなで、手術の説明を受けてから2時間後くらいには、手術台の細いベッドの上でした。

 

麻酔がスッと入り、何事が体で起きているか知らないまま夜が更けていきました

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目を覚ましたのは、手術が終わって別部屋に運ばれた時でした。

もだえるような内部からの痛みと麻酔による吐き気で、1晩中うなされました。ベッドの格子にもだえて足がバタついた時なんかは、地獄の監獄にいるようでした。行ったことないけど。

 

大丈夫。悶えたって1晩だけ!

手術が終わったのが何時か分からないけれど、両親が居て「手術が少し長引いたけど上手くいった」的なことを看護師さんかお医者さんと会話をしていました。(実際20時終わり予定が22時になったらしい)

 

長くなったというなら、今はどれくらい夜なんだろう、、、。

ぼんやり考えるよりも先に、痛みが到来。

痛みがマシになるほど経過するまで麻酔にかかってくれてたらいいのに。

 

それから、筋肉注射で痛み止めを注入しながら、痛みと吐き気のインターバルを満喫していました。

だんだん、吐き気の辛さが強くなってくるというか、吐くことで快感が得られる節もあり、

 

吐き気ボルテージを貯蔵→ダーーン!→一瞬の快楽!

を繰り返していました。

吐くと腹筋を使うのでお腹は痛いのですが、「そんなものどうでもええわ!」というくらい、とにかく吐き気と戦っておりました。(ほかの人の経験者ブログでは、吐き気で苦しんでいる人が居なかったのに、、、(´;ω;`))

 

バケツを変えてもらうためにナースコールを20分おきくらいに鳴らしていたので(時間が分からないので体感ですが)、始めは鳴らしたら実物ナースが現れていたのが、鳴らしても来ず「どうされましたかー?」とナースの声だけがスピーカーから現れる状態になりました。

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「行くのだるいねんけど」という心の声を感じるやり方に、

(普段は優しいんですよ!まぁ同じ人から何度もコールあったり忙しいとそうなりますよね)

 

くっそーーーー!!!!

めんどくさがりやがって!どっちにしろバケツ変えにコッチこなアカンのじゃ、喋らせんなや!こちとら息すんのもしんどいねん!\(゜ロ\)(/ロ゜)/

 

と心の声で育ちの悪さを出しつつ、患者はどんなに叫ぼうと弱者なのだと実感しました。

 

もだえながらも刻々と自分との戦いは、次第に終戦へ。

カーテンから陽が入り始めたので、時間間隔がやっと分かり、夜通し戦っていたのだと気付くと、メロスがゴールに辿り着いたような気持ちになりました。あぁ、光がまぶしい!

 

光が充分に入り始めたところで、「はい、では今日で歩けるようになりましょうね~」と看護師さんに言われ、まずはベッドのリクライニングを上げていくというステップ1。

 

リクライニングの角度が60度になったところで、気持ち悪さが限界に達し、体中が吐く準備をする。

(もうだめだ、今日立つなんて、そんな90度以上になるようなシチュエーション、恐怖でしかない、、、。)

と思っていたのですが、バケツを持ちながら移動することで対応。

ヨタヨタと診察室へ向かい、経過を見られる。

 

吐かずに歩けた!そう思ったのに、ベッドに戻ると『吐き気ボルテージを貯蔵→ダーーン!→一瞬の快楽!』が再稼働する始末。

 

しかし、その一瞬の快楽で一刻も早く眠りにつくのがコツと知っていたのが吉。

見事コツを活かし眠りにつく。それからは、徐々に回復へ向かい、見事地獄の監獄脱出したのでした。

 

癒着しないように術後12時間後には動く

しかし、寝ていてばかりでもダメなのです。

「癒着するので歩いたり、ベッドでゴロゴロして動かしてください」とのこと。

 

癒着!?響きめっちゃ怖いですやん!よくわからんけど臓器が癒着するのはやだ!

そう思い、昼からはヨタヨタと徒歩を開始。

 

昼食は食欲がないから点滴で補う。

というのが許されたのも昼食までで、「これからは自力で栄養をゲットするように」と午後に点滴が取られてしまった。あぁ、マイラブリー点滴、、、。

 

夜ご飯は、胃がビックリしないように、全ての料理を20%ずつ頂きました。満足。

 

だけど看護師さんが「あら、そんなけしか食べてないのか」というような残念な顔をするので、明日の朝は頑張って食べようと決意しました。

 

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翌日、朝食の全部は食べられなかったものの、全体の80%を食べれるまでに快復!

牛乳が体に染みる、そんな朝でした。

 

次は病院でも過ごし方でも書こうかな。それとも退院後生活でも書こうかな。

あ、ふりかけ!入院にはふりかけ持参がオススメです!