女性の病気、卵巣のうしゅ!2018年23歳の場合-発覚編-
こんにちは
先日、緊急手術をしたアカネです。
下腹部の痛みに注意すべし!
1日、2日ほど、下腹部が痛むな~と思っていました。
ついでに外陰部も痒く、peeをするとキーーンと痛む。
はじめは、ばい菌が入ってしまったのかなと思いました。
とりあえず第六感で婦人科に行くと、エコーで発見されたのは、
大きく腫れた卵巣でした。おやまぁ!
にわかに信じがたいけども、「大きな病院で見てもらうように」と紹介状を書いてもらいました。
はて、なんだか大ごと?(´◉◞౪◟◉)
そして、近所の婦人科に行った後日、大きな総合病院にある婦人科に行くことにしました。
診察してもらうと、卵巣が腫れあがり、7-8センチになっているらしく、おまけに卵管という卵巣と子宮を繋げている部分が捻じれている可能性が高いとのこと。
お腹の痛みは、どうやらそれが原因じゃないかというのです。
捻じれてしまうとそこから壊死していくとのことで、そうなった後の卵巣は使えなくなってしまうらしい。
そこで、先生は緊急手術できるように血液検査からMRI検査まで今からするようにと言う。
お腹は痛いし、なんの情報もないし、とりあえず病状は明確にさせるためにも検査は必要なので、順を追って検査していきました。
なんでこんなことに?
全くそんなつもりではなかったので、スマホと財布とリップクリームしか持ってきていないから入院セットなんてないし、明日以降の仕事だってどうなるんだという感じだし、色々と「なんだこれは!」となりながら、「まあ、エコーだけじゃ病状分かんないっしょ」と思い、時間を過ごしていました。
そして、検査結果で、やはり卵巣のうしゅで捻転という卵管が捻じれている状態のようだとのこと。
それからあれよあれよと、緊急手術および入院の準備へ。
症状が判断されると、いままで歩いていたのに急に車イスが登場。
そんなので運ばれたら病人みたいだ!(病人だけど!)
なんだか涙が出てきた。
病人スタイルで婦人棟の病室へ行き、説明を受けました。
どうやって分かったのか分からないけど、
どうやら私の病状は「良性卵巣のう腫」の「成熟嚢胞性奇形腫」というものの可能性が高いらしい。(実際、右はそうだった)
そして、それをおなかに小さな穴を数か所開けてのう腫を取り出す「腹腔(ふく・くう)鏡手術」で取り出すとのこと。
そんな病状の説明や手術の方法、麻酔の話やその他副作用などの説明をされ、
私は時を待つ人となりました。(かっこよくゆうた)
ところで、「成熟嚢胞性奇形腫」ってなんだそれってなりますよね。
すごく神秘的というか、「人間の不思議!」「そしてバカ!」と思ったので、共有しようと思います。
「成熟嚢胞性奇形腫」とはなんだ
卵巣のうしゅについて考えることもなかったのですが、今回わたしがなった「成熟嚢胞性奇形腫」というものは、個人的にとても興味深い症状でした。
*情報は私が聞いた、調べたことを解釈していますので悪しからず。
卵巣には赤ちゃんの元を創りだす機能があります。
つまり、なんにでも変化する細胞なのです。
そしてその細胞が間違えて分化してしまい、髪の毛や脂肪、または歯などを独自に生み出し、それが嚢腫という形で膨れ上がってしまうのです。
頭が良すぎて、ある種バカみたいな感じですよね。
すごいハイスペックなのに、向かう先間違えてるわ。
そして、「成熟嚢胞性奇形腫」になってしまう原因は未だはっきりとしておらず、また処方箋も明確なものはないとのこと。
種類や大きさによってはピルや薬で対応できる範囲もあるらしいのですが、それで完治するいうよりは「症状を抑える」、そして様子を見る、みたいな感じで「飲んだら治る」というものはないそうです。
なんてこった!!!!!!
ブログを散策していたら、20代になって40代で再度手術している人もいて、再発も危ぶまれる病気。
どうやら昔はお腹を開けていたみたいですが、今は腹腔鏡手術で傷がほとんどつかないやり方で出来るので、医療の進歩に感謝です。
(実際、抜糸なしでOKなくらい小さな傷!1センチくらいなのです!)
そんなハイスペック勘違い野郎の卵巣のおかげで、色々と考えることができたのでよかったのですが、手術というものは、何度もしたくないですね(´;ω;`)
次回、腹腔鏡手術をしてみたらどんなだったか、私の場合を書こうと思います!
(人によって痛む症状がちがうみたい!)
みなさん、「おかしいな」と思ったら、
なるべく早く病院に行きましょう^^