レディがゆく、夜な夜なちょい飲みin庄内 -まるひげ-
こんにちは、地元である小さな商いの街「庄内」好きな少女、あかねです。
「大阪の北摂」といえば引越してやってした他県出身の方も多く、マナーも良く、大阪の中では気品のある地域と呼ばれています。
そんな北摂に属しながら、疑うほどユニークな人が多く、
人情味溢れる街、庄内。
お高く気取らないその街は、
市場の活気のある声や、おばあさんたちの終活話で賑わっています。笑
そんな庄内に夜な夜な繰り出す、「ちょい飲み」シリーズがはじまります。
(*ここでの「ちょい飲み」とは、1品1ドリンクくらいを少し頂くこと)
見つけやすいがキチンと入り口に「入口」と書かれた看板のある居酒屋
初めてちょい飲みを始めるきっかけになったのは、「まるひげ」という居酒屋。
(夜ご飯を食べていないけど23時になっちゃった。
お腹すいたな〜、でも家になんもないな〜。)
それは、かつてないちょい飲みのチャンス到来のある日でした。
『庄内銀座通り』とは名ばかりの、まったくお洒落な「銀座」感がない市場の横の通りをまっすぐいくと、角に見える明るい光。
光の正体であるお店の名前は『まるひげ』
扉に書かれた文字は
「今日は12時には帰ります!」
時刻23:10を指していました。
「お〜、いけるかなー、?」なんて思いながらも、ここぞとばかりに、どやさ!とキュートな女子がドアを開けたので、
お店の店長は、12時に帰る夢を諦めたのでした。笑
23時過ぎても賑わう居酒屋
カウンターの角に座る、初めての地元ちょい飲み。
私は、少し大人しく、初々しい様子で座ってみました。
ちょい飲みセットは、
生ビール中と鳥刺しポン酢で500円!
ひぇ〜有り難いお値段!
まぁそこから釣られるのが世の常で、
お腹が空いていた私はご飯ものを頼みたいと言いました。
「んー、焼きそばもええなぁと思うねんけど、五目うどんも捨てがたくて、、なんてこと悩んでるんです。」
的なことを話したのだと思います。
なんと一見さんなのに
「ほな焼きそばあげたようなやつに海鮮五目あんかけ、かけましょうか!?」
と店長さん。
23時すぎに入ったお客さんにも好待遇で、創作料理を作ってくださいました。
「いつも多めに作ってまうねん!残してもらってもいいですからね。」
と、創作料理で私のお腹を十二分に満たしてくれました。
いつのまにか隣のお客さんがお店の元スタッフと、店長の大家さんだということを知りました。
小さな会話に混ぜてもらえるのは、嬉しいものです。
歓迎されている気持ち。
(写真:お箸が二種類置いてる気配りに感動!)
そして、お会計へ。
私が財布を取り出すと店長さん「お、かわいい財布ですね!カラフルで。」と褒めてくれたので、「ええ、メキシコで買ったんです。」と一言。
「え!?メキシコ!?日本から直行で行けるの?」
「そうですね。アメリカとメキシコとキューバの3ヶ国の旅だったので、乗り継ぎで。」
「えぇえええ!??アメリカ!?メキシコ!?キューーーーバ!?」
(あ、やばい(´◉◞౪◟◉)今まで大人しいキャラだったのに蹴り崩している!)
常連さんも同様の反応で、小さなバーカウンターは異国情緒あふれる会話についていけないといった顔で、半分ポカンとしていました。
慌ててお店を出て、ふと気付いたことは、
(あぁ、この変な人ばっかおる街やと思っていたけど、他の人からしたら私もすっかり「変な人」なんやなぁ…)ということでした。笑。
ちゃんちゃん◎
さて、お次はどこへ行こうかな♪
★今回のお店
「さけとも まるひげ」
(オーナーが髭の持ち主だから)
飲めてないけど日本酒の数が多いらしい!
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