中崎町のとある古着屋の「店主の濃さ」問題について。
こんにちは、
最近、中崎町のちいさなホステルでバイトを始めたアカネです。
そんなホステルからの帰り、18時半。
「まだ、古着屋さん空いてるんや。」と目をやると、
かわいらしく、そして使い勝手がよさそうな商品が並んでいました。
お店の名前は、『oops! here! go again!/gallery』
中崎町とは、大阪の中心地のひとつである「梅田」駅から徒歩12分ほどに位置する、昔の建物を利用したカフェや雑貨屋さん、古着屋の多いエリアであり、
こっそりとお店を出すスタイルがここの定番である街の雰囲気。
変わり種のお店が多く、個性豊か。
ここらへんのお店に来る人は、インスタグラマーか変態かのどちらかであると言っても過言ではない。
そんなエリアであります。
そんな場所にある、とある古着屋。
一見普通に見えたので、
すんなりと足を運んでみせると、あら不思議。絶賛話しかけてくる。笑
店主:「おぅ、、!ここ来たことあるんか!??」笑顔!(^^)!
私:(ふぁ!??客に聞いちゃうパターンね!)「ないです、初めてきました。」驚き(; ・`д・´)
店主:「そうか!そうか!来たことありそうやもんな!」笑顔!(^^)!
私:(・・・・・直感で生きとる感すごいから!!!!!!!)衝撃Σ(゚Д゚)
(☟ちなみにおっちゃんはDJでもあるのだ!どおりで陽気さ100点だ!)
私がデニムを見ていると、
おっちゃんは私に、どんなデニムが良いか聞き、
「研究したんや。」と言いながら奥からデニムをわっさわっさ出してくれる。
店主:「デニムはなぁ、90年代がええんや。80年代はこうで、、あーだこーだ(以下省略)、、、。観光客には見せんとこ思ってな、こっちに隠してるのがあるねん。」
私:(ほぉ~~なんだか特別感やなぁ!)
デニムを見ていたはずだけど、おっちゃんはシャツも出してくれる。
私:「お!可愛い!このシャツ、試着してみてもいいですか?」
掘り出し物ってあるもんや。ほんまに奥から掘り出された。笑
以下を試着。
シャツ(made in Franceのagnes b):4500円/ パンツ(とても綺麗なスタイルの淡いすみれ色。生地も心地いい):4800円
店主:「お金払えんでもな、大丈夫やで、置いとけるから。あそこに並んでるのは、残りの支払い待ちや。一部払ったらな、置いとけんねん。
あのな、ここで10年以上やっていってるけどな、この通りでやってんのは、そこの居酒屋とココだけや。ここでそんだけやっていくっていうのは、大変なんや。
皆、『センスや』言うけどな、センスやない。
″やり方”や。ここでやっていくには、それなりの″やり方”がいんねん。」
私:(確かに、、取り置きシステムの服屋さん、初めて見た、、。)
(☝お取り置きの洋服たち)
そしてハンガーラックにかかっていた、色味とスタイルが絶妙に中々ないパンツを選んで試着。
試着室とトイレは隣接。(洋服屋さんでトイレなかなか行けないから嬉しい(笑))
・・・しちゃくたいむ・・・
店主:「映画は、何が好きなんや?」(店主、映画と音楽が大好き。)
私:(おおぅ、着替えとるがなコッチは。)「最後、ハッピーエンドなのがええですね。なにが好きなんですか?」
店主:「最近ので一番は、『三度目の殺人』やな。(ここから『沈黙』の映画がこの作品に繋がりがることの話や監督の話、洋画だと何が面白いかなどの話が30分ほど)」
私は洋服が気に入ったし、他で出逢える商品でもないので購入。
会計しながら30分、
店主の野望やお母さんのこと、店主の教えを聞く。
(☟掘り出し物デニムの上で、最近ハマっている気功法?十字法?という施術の映像を流してくれる。の図。笑)
最後の文句は、
「つまり、たけちゃんの言いたいこと、ソレ!!!」
(ソレに当たる部分は割愛!)
気付いたら19:30。
ほとんど、あんたがしゃべっとっただけやないか!!
とツッコミたくなるお時間でしたが、なんかもう、、おもろい。笑
たけちゃん:「すまんな、(あんた)つかまったな。」
私:(自覚はあんねんな!笑)
約50歳。ドバイでの成功を夢見て。
今日も古着を売るのである。
センスがベリーグッド!!笑
★お店情報
HP:http://nakazaki-cho.kitatenma.com/shop/18/index.html
ブログ:http://oops2012.exblog.jp/
営業時間:13:00~20:00
定休日:不定休